会社員の精神障害での受給は年々増えてきている

申請から受給まで

カウンセリングを受ける男性

自分の状態や状況を確認

障害年金は、請求書と申立書の作成を行い、医師にも日常生活の活動能力および労働能力を含んだ診断書の作成をしてもらいます。また、年金事務所による審査で障害等級が決定し、1級から3級、障害手当金というように区分されます。自分や家族でも手続き可能ですし、専門家に依頼することもできます。加えて、障害状態の変化を自分で申請することも可能です。これが、基本的な流れですが、障害年金を受給しようと考えたら、現在の自分の状況と状態を冷静に考えてみることが大切になります。初診日の証明、保険料の納付要件および障害の程度の証明の3つを満たすことができれば、今すぐにでも申請が可能です。もし、うつ病まではいかないまでも、うつ状態にある等、メンタルヘルスの不調に悩んでいる状態の人も準備が必要になります。将来の受給申請を考えて、今の時点で書類集めなどをしておくのも一つの方法です。また、既に、健康保険の傷病手当金をもらって現在療養中である場合も、初診日から1年6か月経過していれば、原則、申請が可能です。申請を行ってから、支給決定までは、国民年金で障害基礎年金であれば、3か月から4か月、厚生年金で、障害厚生年金であれば、6か月から8か月かかるといわれます。受給決定がなされれば、翌月から受給は開始されますが、申請からはそれなりの時間を要します。正しい知識を持って、早めに申請準備に取り掛かることが大事です。
障害年金は、疾病や障害により支給されるわけでなく、あくまでの障害の程度により判断されます。つまり、うつ病だから認定というわけではなく、日常生活や社会生活における障害の度合いにより判断されるということです。きちんと年金保険料を納めている人で、治療を開始してから1年6か月経過していれば、必要な人は誰でも障害年金の申請することができます。基本的に障害の程度は、1級から3級までに区分されています。1級は、既に他人の介助なしには、自分の用を足せなくなっているほど障害がでている状態です。また、2級は、必ずしも人の助けはいらないものの、日常生活は極めて困難な人です。加えて、働くこともままならず収入を得ることができないほど障害がある人が該当します。そして、3級は、短時間労働や、作業内容を限定しての仕事しかできない、あるいは同僚や上司の助けを得ないと仕事ができない状態です。この障害の程度は、主に医師による診断書により判断されます。診断書の裏面に、日常生活の状況に関する記載欄があるため、うつによる日常生活の不便を理解してもらうためには、主治医との十分なコミュニケーションが大変重要です。できるだけ、普段の様子を正確に医師に伝えられるように、記録を取っておくのも一つの方法です。

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